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UNIXでは、ファイル、ディレクトリごとに誰にどのようなアクセス権を認めるかを、パーミッションと呼ばれる属性で制御します。
パーミッションは、左から3桁の組で順に、オーナ・グループ・その他のユーザに対する設定になります。パーミッションは内部的には9ビットの2進数、つまりオン(1)かオフ(0)かで現されます。
例えば、パーミッションが
rw-rw-r--
の場合、これを2進数であらわすと
110110100
となりますが、通常は3ビットづつまとめて8進数であらわして、「664」のように表記します。
読み(r) | 書き(w) | 実行(x) | 読み(r) | 書き(w) | 実行(x) | 読み(r) | 書き(w) | 実行(x) |
r | w | - | r | w | - | r | - | - |
オーナ |
グループ |
その他 |
||||||
1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
アップロードしたファイルのパーミッションは664に設定されます。
通常、アップロード後ファイルの属性を変更する必要はありませんが、CGIプログラムファイルは、実行可(x)ビット、CGIプログラムが書き込みするファイルは、書き込み可(w)ビットがそれぞれ必要です。
例:
CGIプログラム:rwx r-x r-x 755
書き込みデータファイル:rw- r-- r-- 644
CGIプログラムは通常755にしますが、Webサーバー上のCGIプログラムは、「オーナ」のアクセス権で実行されます。
「オーナ」のパーミッションは、アップロードのために、6または7でなければいけません。